【オーストラリア】Cabooltureで働いてみて思うこと【ファーム情報】
皆さんこんにちは、イチゴ社畜のジョー(lllofficialll)です。
Cabooltureでのファーム生活も、数えること6週間が経とうとしています。
悪徳ファームの情報がウェブ上に多いため、僕も本当はできれば行きたくなかった場所でもあります。
そんなCabooltureの実態を微力ながら紹介したいと思います。
最初のファーム(働いた期間:5/27〜6/3)
会社名 | SA FRUIT CONTRACTING PTY |
会社住所 | 782 Old Gympie Rd, Elimbah QLD 4516 |
会社住所はpayslipに記載されているものであって、ファーム自体はDonnybrookにありました。スーパーバイザーはこのファームをD1と呼んでいました。
大体仕事は6:15〜15:00くらいまでで、日によっては17:00を越えたりもします。
休憩がないので合間合間にお菓子で空腹を満たす感じです。
今いるスーパーバイザーは韓国人2人とマレーシア人2人。
ワーカーの国籍はアジア系(日本台湾韓国マレーシア)が多かったです。
常にスーパーバイザーが何かしら怒号を飛ばしてました。英語じゃないのでトイレ行きたいって叫んでるのかもしれません。
ここで経験したのはこの3つの仕事。
■ピッキング:歩合。トレー計算
■カッティング:歩合。1row=$17.5(だった気がする)。ランナーを切る、雑草抜き
■スプレー:時給$17
○初日はピッキング9時間で手取りは50ドルにも満たなかったです。
1トレーに対してイチゴを1.5〜2層いれるのですが、ぶっちゃけスーパーバイザーの匙加減なので、もっと入れろだの入れすぎだのごちゃごちゃ言われました。同じことを他の人も言われてました。
ファームが広かったので、トロリーの移動にだいぶ時間を取られた思い出があります。
あ〜、このトロリー引っ張ってる時間って給料出んのやな〜なんて移動しながら思ってました。
○2週目 週6勤務 推定55時間労働 手取り350ドル。
これがここで働く最後の週になります。
ピッキングのレートは1週目(5/27)1.9ドル、2週目(5/28〜6/3)1.8ドル。
最初なのでこのレートが良いのか悪いかも分かりません。が、周りのワーカーたちは国籍がバラバラなので英語を使って仲良くなれました。
2つ目のファーム(6/4〜現在)
会社名 | ATT LABOUR PTY |
会社住所 | 330 Child Road, Wamuran, QLD 4512 |
ここはpayslipの会社住所とファームの場所は同じでした。通称ASD。
ピッキングの日は6:50スタートで、カッティングの日は7:00スタートです。
基本12時前には終わります。間に30分休憩があります。
基本は台湾人のスーパーバイザー2人と韓国人のコントラクター1人が現場にいます。
ワーカーは8割台湾人(中国人と香港人もいるかも)、残りタイ人と日本人って感じです。中国語しか聞こえないのでリトルチャイナです。彼らが英語を話せるかすら分かりません。
ここでの仕事は以下2つ。
■ピッキング:歩合。kg計算。自分のrowがブロックによっては決まってる。
■カッティング:歩合。1row=$15。傷んだ葉っぱ、ランナーを切る。雑草取り。死んだ苗があればランナーを引っ張ってプランティング。自分のrowを優先してやる。
・ピッキングで最初のファームとの違いはトレーに入れるイチゴを重ねてはいけないことです。最初の頃one layer one layer言われました。
・カッティングは稼げないくせにきついので嫌いです。が、自分がピッキングする場所をやるので、丁寧にしようって気は起こります(他の人をヘルプするときはスピード重視笑)
○1週目(6/4〜6/10) 週5勤務 推定26.7時間労働 225トレー530kgで手取り520ドル。
レートは1.15/kgでした。
この時にトレーにイチゴを重ねなくても2kg以上ある事実を知りました。
D1は4kgくらい入れてたのに2ドル以下にしかならんってなんやねん。って思った瞬間、あそこはブラックだと気づけましたね笑。
今でもD1時代に仲良くなった子とレートの話をちょこちょこしますが、え?もしかしてここブラック?って泣きそうな顔してたので爆笑してやりました。
カブルチャーに来て思うこと
まず、なぜ悪い噂が多いカブルチャーに来ようかと思ったのか。
それはもちろんニート期間が長くなるのが嫌だったのもありますが、一番は情報収集のためです。
シティにいるよりも実際にファームのある街に行く方が圧倒的に情報の集まりが早いですし、コネも作れます。
なので、情報収集のためと割り切って掲示板で募集かけてるファームに行くのもありだと思います。
それともうひとつ、ファームジョブを体で感じる目的もありました。
体で感じたくない、日焼け対策をしている台湾人の友達はこんな格好で作業してます。ポーズ取ってくれました。
カブルチャーにいるのはどんな人か
- 英語がほぼ話せない(苦手とかいうレベルじゃない)
- セカンドのためと割り切った考えの人
- 優良ファームを引き当てた人
- 冒険心あふれるバックパッカータイプな人
- 情報収集をサボって自分が悪徳ファームにいると気付かない人
周りに多いのはこんな感じです。独断です。
まとめ
バスケで仲良くなった日本人の男の子が働いてるストロベリーファームも、一日150ドル稼げる(トップのタイ人は250ドルだとか)って言ってました。
カブルチャー=ハズレファームの印象はネットでの都合のいいことばかりが書かれた求人のせいだと思います。
シーズンが始まってもネットで求人出してるってことはそれだけ人が集まらない=辞めてるってことです。そんなところで働いても良い環境ではないですよね。
そういう場所に行く際は、僕のように情報収集のためと割り切って行動するといいです。
みなさんのファーム選びの参考にしてみてください。